タイ・カオヤイで叶える、自然と癒しの「ご褒美ゴルフ旅」
都会の喧騒を離れて、高原の風を感じながらのびのびとスイング。今年の「TGTM 2025」の舞台となったカオヤイは、美しい自然と上質なリゾートが調和する、タイ屈指のゴルフエリアでした。女子旅にもぴったりな「新しいタイゴルフの楽しみ方」を紹介します。
旅のきっかけは
「TGTM 2025」

今回のタイへの旅は、タイ国政府観光庁主催「TGTM 2025(タイランド ゴルフ トラベルマート)」への参加がきっかけ。TGTMは世界中のゴルフ&トラベル関係者やメディアが集まり、タイの最新ゴルフリゾートやツアー情報を紹介し合う国際商談会で、今年、その会場となったのが、カオヤイでした。
さて、「カオヤイ」という名前に馴染みがない人も多いと思いますが、ここは「タイの軽井沢」と呼ばれる高原リゾート。バンコクから車で約2時間半、なだらかな丘陵と緑に囲まれた高原地帯で、1年を通して涼しく、澄んだ空気が心地よいエリアです。実際に訪れてみると「タイにこんな場所があったの!?」と思うほど、エリア内には上質なゴルフコースとリゾートが点在。ここでは今回実際に訪れたコースやホテルをご紹介。女子旅にもピッタリです!
風と緑に包まれる
カオヤイの丘陵コース

自然の地形をそのまま活かした丘陵コースである「ランチョンチャンビーリゾート&カントリークラブ」は、フェアウェイのうねり、バンカーの配置、グリーンの繊細な傾斜に個性が光るコース。バンカーと池が巧みに絡み、「最後まで集中力が試される」そんなおもしろいコースでした。


もちろんキャディさんは一人に1人づつ、マンツーマンでついてくれるので、「ここはどう打つのがいいんだろ?」というときも安心。カート乗り入れOKで女子ゴルファーにもラウンドしやすいのもポイントです。
「タイのトスカーナ」で楽しむ
絶景ラウンド

「まるでヨーロッパ!」そう言いたくなるほど美しい丘陵地に広がる「トスカーナバレーカントリークラブ」は、その名のとおり、イタリア・トスカーナ地方をイメージして作られた広大なリゾートの中にあるコース。


石造りのクラブハウスを出発すると、フェアウェイがゆったりと広がる美しい景観の中、のびのびとプレーできる一方で、戦略性もしっかり。打ち上げ・打ち下ろし・ドッグレッグ・池越えなど、変化に富んだ18ホールがプレーヤーを飽きさせません。「美しさ」と「手応え」、その両方が楽しめるコースでした。
ワイナリーで出会う
カオヤイの豊かな時間

ゴルフをしない午後は少し足を伸ばして、カオヤイの自然に包まれたワイナリー巡りへ。訪れたのは、地元でも人気の高い「グランモンテ・アソーク・バレー」。緑の丘陵に広がるブドウ畑、南国とは思えないほど爽やかな風、そして整然と並ぶブドウの木々が迎えてくれます。この土地は昼夜の寒暖差が大きく、ぶどう栽培に理想的な環境。そのおかげで、タイ産とは思えないほど、香り豊かで繊細な味わいのワインが生まれるのだそう。


そして、意外な“感動ポイント”がもうひとつ。ワイナリーオリジナルのぶどうジュースが、驚くほどすっきりとした味わいで、これがまた絶品! アルコールが苦手な方でも存分に楽しめるのがうれしいところ。時間によってワイナリーツアーも実施されているので、こちらに参加するのもおすすめです。
心まで満たされる
カオヤイのシャトーステイ

カオヤイで宿泊したのは、フランスの田舎を思わせる白壁と石造りが可愛いホテル「U カオヤイ」。客室はナチュラルで落ち着いた雰囲気で、ゆっくり過ごせるうえに、毎朝の朝食が美味!


朝早く起きたら、朝食前に敷地内をお散歩するのがおすすめ。色とりどりの花と緑のガーデンが、有意義な朝の時間を彩ってくれます。ゴルフをしない時間も、“滞在そのものを楽しめる”ホテルです。
カオヤイをあとにして
旅の最後の夜はバンコクで1泊
旅の終わりに味わう
バンコクの贅沢な夜

宿泊したのは、街のきらめきに包まれながら、旅の余韻を静かに味わえるホテル「THE ランドマーク バンコク」です。このホテルにはミシュラン星付きレストランをはじめ、館内には9軒以上のダイニングがあり「あまり外に出ずゆっくり過ごしたいな」というときもホテル内で全てを完結できるのが◎。


BTSナナ駅すぐという好立地なので、もちろん街散策にも便利。全室バスタブ付きなので、旅の疲れをしっかり癒せるのも嬉しいし、タイではめずらしく喫煙可能な部屋も完備されているので、喫煙者にもやさしい。
旅の締めくくりに
もう1ラウンド!

帰国便は深夜発にして、最後にもうひとラウンド! 向かったのは、バンコク中心部からクルマで約40分の場所にある「クルンカビーゴルフコース&カントリークラブエステート」です。


全18ホール中ほぼすべてにウォーターハザードが絡む戦略的なレイアウトで、特にアイランドグリーンのパー3は名物ホール。「攻めと守りのバランス」を考えるのが、すごく楽しいコースです。レストランの食事も美味! 何を食べてもハズレなしなのでおすすめです。
高原リゾートのカオヤイで自然に癒され、ラグジュアリーなホテルで寛ぎ、そしてバンコクで締めの一打を楽しむ。「プレーも旅もどちらも主役」なタイゴルフは、女子ゴルファーにこそ体験してほしい新しい旅のスタイル。次の休暇の候補地にカオヤイ&バンコクを入れてみては? きっと心に残るゴルフ旅ができるはず。

