パッティングで距離感を養うコツは?ラウンド前は「遠いカップを狙う」
プロのパッティング練習はどんなことをやっているのでしょうか?今回は、亀田プロがやっている必ず上達する練習法を解説していただきました。
視覚的なイメージとストロークをすり合わせる
ラウンド前の朝のパッティング練習では、その日のグリーンの速さをつかむためにもロングパットのタッチを養う練習をしっかりとやりましょう。そのとき私は、同じところから何球も打たずにひとつのボールだけであちこちの遠いところにあるカップを狙って渡り歩きます。

目で見た距離感に対して体が正しく反応することが大事なので、まずはカップを見たまま素振りをし、そのイメージを消さないようする。次はカップを見ずにボールを見て打つ。これを繰り返して、イメージより強めに出がち、ショートしがちという傾向をチェックしながら修正をして、タッチを合わせるようにしています。
カップを見て素振り

素振りはボールを見ずにカップだけを見て行い、「この距離感ならこのくらいの振り幅とボールスピードで転がす」というイメージを作る
カップを見ずに打つ

素振りのイメージを頭の中に残したまま、ボールを見ながらストローク。これを繰り返して、イメージと実際のズレを修正しながらタッチを整える

亀田愛里
●かめだ・あいり/1992年生まれ、静岡県出身。14年にプロテストに合格。現在はステップアップツアーを中心に戦うが、19年はレギュラーツアーにも6試合出場。紫カントリークラブすみれコース所属。

