スイングチェックは“短いクラブ”で!プロが実践する練習法
プロが実践するラウンド前の練習法を紹介します。今回は竹村真琴プロの練習法です。
クラブの重みを感じる片手打ちからスタート!
私はいつも短いクラブを片手で持って、ハーフスイングで打つ練習からはじめます。
スイングは「クラブの重さ」を感じることが大切です。片手で持つのはそのためで、クラブの重さによって振られる、またはクラブをコントロールする感覚を呼び起こすのです。

コンパクトなハーフスイングでも軸のキープやリズムよく振ることを心がけて、少しずつスイングを大きくしていく。この手順で徐々にギアを上げていくとムダのない練習ができます。
初級者ほどクラブに”振られる”感覚が大事
「ビギナーはクラブを操ろうとしすぎ。振られる感覚をもってください」と竹村。スイングはクラブの動きを邪魔せずに”振られる”ほうが軌道がよくなるし、スピードも上がるのだ

クラブを振る感覚が戻らないうちに大振りすると「うまく当たらないと予定外のことまでしてしまう。球数も時間もムダに増えるから効率のいい練習ができませんよね」(竹村)

竹村真琴
●たけむら・まこと/1990年生まれ、大阪府出身。155cm。ジュニア時代に数々のビッグタイトルを獲得し、09年にプロ入り。現在はイベントなどで多くのアマチュアを指導する教え上手。興和所属。

