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ドライバーの飛距離を上げる「弱アッパー軌道」の打つ方をレッスン

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重心深度を活かした弱アッパー軌道で、無理なくボールを高く打ち上げる方法を解説。プレーンとボール位置の調整だけで、理想的なショットが実現します!

自分で調整するのは
プレーンの向きとボール位置のみ

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目標:打ち出し角14~15度

重心深度が深いドライバーは自動的にロフトがつく動きをしてくれるため、プレーヤー自身が無理にボールを上げようとする必要がありません。プレーン(スタンス)の向きとボール位置を調整し、ややアッパー軌道を確保さえできれば十分。

具体的には 「プレーンは右向きに、ボールは左側に」することで、この“弱アッパー軌道”を手に入れることができます。

単純にボールを左側に寄せるだけでもアッパー軌道を確保することができますが、それだけだとカット軌道が強くなりがち。それを補正するためにプレーンを右に向けることによって、ターゲットに対するクラブの軌道をストレートに近づけながらアッパーにコンタクトしていくと、適正な高打ち出しが作り出せます。

クラブの先端に向かって遠心力をかけると、重心はシャフトの延長線上に移動してこようとするため、ロフトは増え、フェースアングルはクローズに動く。重心が深い位置にあればあるほど、この傾向は強くなる。

プレーン

正面から
スタンスを右に向けることによってで、ボールがフラフープの白の位置からピンクの位置へ移動してくる。少しアッパー軌道が強くなった証だ。

後方から
スタンスの向きを少し右側に向ける。フェース向きはターゲットよりややオープンでOK。

ボール位置

プレーン(スタンス)を右に向けるのと同時に、ボール位置も少し左に移動させる。このまま通常どおりに振っていけば、スイングのアレンジはせずともクラブの機能と相まって打ち出し角が高くなる。

無理にカチ上げる必要はありません!

かつては主流だった「逆Cの字」のような形のインパクトは、現代のクラブとはマッチしない


レッスン=竹田綾人
●たけだ・あやと/1997年生まれ、奈良県出身。中央学院大学ゴルフ部を経て、指導者の道へ進み、22年にPGAティーチングプロ資格を取得。エースゴルフクラブ千葉、赤坂と茨城県つくば市のDIVERSE GOLFで多くのアマチュアをレッスン中。