冬芝の10ヤードの打ち方は?
「右のツマ先前に……」簡単にできる方法
「なかなかうまくならない」「練習もラウンドに行くのもモチベーションが上がらない」。そんなゴルファーたちにステキな笑顔でゴルフが楽しくなる上達法をレッスン! 今回は「冬芝の10ヤードの打ち方は?」そんな悩みに髙久ゆうなさんが答えてくれました。
冬の10ヤードのアプローチは
転がしてピンに寄せる
One Point Lesson
寒い時季の地面は、芝が薄かったり、霜が溶けてぬかるんでいたりします。ダフると大きなミスになりやすいライなので、アプローチは「転がし」がオススメです。とくに10ヤードくらいの短い距離は、上げるよりも転がしたほうがカンタン。ボールを真ん中に置いている人は(×)、右のツマ先前に置くと、ロフトが立って転がしやすくなりますよ(○)。
One Point Lesson
スイングのポイントは、右手首の角度を変えずに打つこと。「逆くの字」の形さえ崩さなければ、体や腰を回すことは深く考えなくてOK。10ヤード以内の短い距離でのアプローチは、下半身だけしっかり固定したら、やや手打ち気味でもいいんですよ。
One Point Lesson
転がそうとして、フェースを被せて上からボールを打ち込んでしまうのはNG(×)。ロフトはアドレスの時点ですでに立っていますから、それ以上立てる必要はありません。地面に沿ってヘッドを動かすイメージで、体が前に突っ込まないように注意しましょう。
髙久ゆうな
●たかく・ゆうな/1996年生まれ、福島県出身。東北福祉大学ゴルフ部を経て、ツアープロを目指して奮闘中。姉のあずささんはプロコーチ、妹のみなみさんはプロゴルファーで、美人ゴルフ三姉妹としても有名。
カメラ=村上悦子
協力=ジャパンゴルフスクール