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湿ったバンカーは振り幅を変えるのが◎!
中村香織プロがレッスン!

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ラウンド中、雨で湿ったバンカーで苦戦している方は多いのではないでしょうか? 今回は雨でバンカーが湿っていたときの特効薬レッスンを中村香織プロにお願いしました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

サラサラなバンカーは湿ると
泥のようになる

バンカーは雨が降ると、芝よりもライの状態が大きく変わります。その変化に対応してしっかり脱出&寄せる特効薬を紹介します。

湿った砂は乾いた砂よりも飛びやすくなるので、乾いた砂よりも飛距離を抑えて距離感を調節してください。これが基本的な対応策ですが、サラサラの砂は湿ると泥のようにぬめっとした状態になることも覚えておいてください。

泥状は湿った砂でも飛ばないので、砂がどんな状態になっているかをしっかりチェックすることが大事です。

【チェックポイント1】
「湿り具合」をしっかり見極める!

湿ったバンカーは砂の重さや固さが変わる。まずは、どのくらい湿っているかをしっかり確認しましょう。ボールがどれくらい沈んでいるかもいい判断材料です!

乾いたバンカーは足元やボールが沈むので、体との距離に気をつけましょう。湿ったバンカーは沈まないので、クラブを短く握らず普段通りの長さで持つと◎。

【チェックポイント2】
振り幅を変えていますか?

15ヤードの湿ったバンカーは……
アプローチの2倍。30ヤード打つ感じ

湿ったバンカーは砂が固く飛びやすいので、乾いた砂の距離感よりも少し振り幅や力を抑えて打ちましょう。

15ヤードの乾いたバンカーは…
アプローチの3倍。45ヤード打つ感じ

乾いたバンカーは、アプローチの距離感の3倍くらいの振り幅や力で打つと距離感を合わせやすくなります。

いかがでしたか?
湿ったバンカーでは
普段と振り幅と変えて
チャレンジしてみましょう!


レッスン=中村香織

●なかむら・かおり/1986年生まれ、京都府出身。15年にSTEPUPツアーで2勝を挙げるが、その年末に惜しまれつつもツアー競技から撤退。現在は東京都の品川区と目黒区にあるEAST GOLF SCHOOLの代表を務め、レッスン活動を行っている。