
すぐ実践できる!バンカーで高い球を打つコツは“スタンスを広くする”こと
グリーンを外したとき長いパットが残ったときにボギーになってしまう…。そんなピンチを防ぐショートゲームのワザをツアープロに教えていただきました。
高い球が出る構えを作ったら
ホームランを恐れずに思いきり振る

アゴが高くてピンが近いというケースは、構え方が重要ですね。私の場合、スタンスを広くして下半身を安定させたら、サンドウエッジのフェースを大きく開き、ヘッドをボールからあえて離して構えます。

ボール1個から1個半くらいヘッドを離すと、インパクトでボールの手前にヘッドを落としやすくなる。そして上からドンと砂を叩けば、ボールが高く上がる。ホームランを恐れずに思いきり振ることが大切です。

ピンが近くてボールを飛ばしたくないときほどヘッドをボールから離す

スタンスを広くする

スタンスを通常より広くして、下半身を安定させる。体の重心を下げると、ボールはより高く上がる
【これはNG】
アゴに当たって脱出失敗!

フェースを開くことが不十分で、かつヘッドをボールに近づけて構えると、ボールが低く飛び出てしまう

鶴岡果恋
●つるおか・かれん/1999年生まれ、神奈川県出身。166㎝。18年にプロテスト合格。23年はレギュラーツアー28試合に出場し、ニチレイレディス5位タイなどベスト10入り3回。明治安田所属。
構成=小山俊正 写真=田中宏幸、相田克己