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アプローチのコツは?ザックリを防止するにはダブルオーバーラッピングが◎

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苦手だったり、失敗するかも……と、予感がする状況ってありますよね。そんなときに役立つプロがやっている技を教えていただきました。

ダブルオーバーラッピングで握ると
手首の余計な動きを抑えられる

アプローチでザックリのミスが出る人、またはライが悪くてミスが出そうと思ったら、手首の動きを抑えてください。私も手首が余計な動きをすると、ヘッドがリーディングエッジから入って刺さってしまい、ザックリのミスが出がちです。 

ザックリ防止は、右手の小指だけでなく薬指くらいまで左手に乗せるダブルオーバーラッピンググリップでクラブを握ってみましょう。手首が使いにくくなるので、体の回転でスイングできます。私はアプローチが不調なときも、このグリップで練習をしますが、実際にコースで使ってもOKなので、ぜひ試してみてください。

体の回転でスイング

両手の一体感が高まるので、コッキングがしにくくなる 。アドレス時の手首の角度を保って、体の回転でスイングしよう

パターみたいに打ちましょう。

右手首が動きすぎて甲側に折れると、フェースがシャットになってしまう。ヘッドが上から入ってしまい、リーディングエッジが刺さってザックリのミスになりやすい


東浩子
●あずま・ひろこ/1992年生まれ。岡山県出身。156㎝。12年にプロテストに合格し、その年の新人戦「加賀電子カップ」で優勝。昨年のデサントレディースで2位に入るなど、ツアー初優勝が期待される。加賀電子所属。


構成=小山俊正、鈴木康介、編集部  写真=高橋淳司、圓岡紀夫、中野義昌