
アイアンでボールを高く上げるコツは?ハイドローを打つコツを解説
アイアンは「6番アイアンで練習すると効果的」」と崔コーチ。では6番アイアンでの練習法は?詳しく解説していただきました。
ボールを高く上げたいときほど
手元を低く動かす
6番アイアンはボールが高く上がらない。それがフックを打てとなればなおさら苦労するでしょうが、苦労するからこそ打てるようになったら球筋は自由自在です!
ハイドローを打つコツは、高く上げたいので体は上、でも手元を下に引っぱるように振り下ろし、ヘッドをボールの下に潜り込ませること。するとヘッドはターンしながらボールを拾います。ヘッドを潜り込ませようとしても実際に腕は上がっていくので、ダフる心配はありません。

右ワキ腹を締めながら体は上方向、クラブは下方向に引っぱってフォローへ。少しキツいと感じるくらい極端に引っぱってみよう。
これはNG

体全体でボールを高く上げようとするとあおり打ちになってしまう。

フェースも開きやすくなるので、フックが打てない

ボールの高さは目線とリンクするアドレスで
いったん目線を肩より高く上げる

目線を高くすると右肩が左肩より下がり、高い球を打つ準備ができるので、一度目線を肩よりも高く上げてから構えよう。
体は「反り腰」にして上方向に引っぱる
手元は「ヘッドを滑らす」ようにして下方向に引っぱる

体を上に引っぱるときは、頭を右に残してビハインド・ザ・ボールの形にする。その残した頭と手が引っぱり合うようにして、ヘッドを低く滑らせてインパクトする。


レッスン=崔貴憲
●さい・たかのり/1983年生まれ、千葉県出身。21歳でゴルフを始め、23歳でオーストラリアにゴルフ留学。ティーチングプロとして、現在は千葉県市川市の本八幡駅前ゴルフクラブなどでレッスンを行っている。
写真=相田克己 協力=カレドニアン・ゴルフクラブ