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スライスインの苦手は「モノを置く」と克服できる?女子プロが解説

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プロのパッティング練習は「何をどうしたいか」課題をもって打っている。アマチュアはどんな課題をもって練習すればいいのか?練習法を解説していただきました。

カップに意識がいってヘッドアップするのを防ぐ

スライスラインのパッティングが苦手な人は、プロアマを問わず多いと思います。それは打ち出すラインの右にカップがあると視界に入りやすく、どうしても意識がそっちにいってヘッドアップしてしまうからです。

私はスライスラインが入らないときは、打ち出したい方向にヘッドカバーなどのモノを置き、そこに向かってヘッドを出していく練習をします。カップよりも存在感があり、強く意識できるモノを置くことで、そこへの集中が増して押し出してしまうのを防げます。こうやって球をつかまえる感覚を養っておくと、コースでも右に外すミスが減らせます。

カップが気になる(写真左)目線を残して打つ(写真右)
ヘッドアップは右への押し出しの元凶(×)。ボール位置を見たまま頭を残してストロークする(〇)

カップ以外の“物体”を狙ってそこに向かって振る

打ち出し方向を強く意識することでラインに沿って真っすぐ打ち出せる。具体的なモノを置いて狙おう

ナイスイン!

東浩子
●あずま・ひろこ/1992年生まれ、岡山県出身。12年にプロテストに合格し、その年の新人戦「加賀電子カップ」で優勝。20年のデサントレディースで2位に入るなど、ツアー初優勝が期待される。加賀電子所属。