
手首の使い方は「太鼓をたたくイメージ」パッティングのコツを解説
パッティングの際の手首の正しい動きを知っていますか?正しい手首の動き、使い方をレッスンします!
スナップを使って
インパクト後にちょっと引く感じ
パッティングの手首の使い方には、ちょっとしたコツがあります。ショットのときのように手首を返したりヘッドを走らせるのではなく、横から“ターン”と叩くような感じがいいのです。これは、小さな太鼓などを横から叩くイメージがわかりやすいと思います。
太鼓からの跳ね返りを意識しながら、手首をやわらかく使って、インパクト後にちょっと引くような感じ。実際にインパクト後は体の回転で押し込む動作が入ったり、パターの重みがあるのでヘッドを戻しませんが、打ち抜く感じではなく「スナップでヒットする」感じが重要なんです。

手首をやわらかく使い、手元が先に動いてクラブ(棒)が遅れてくる感じ。ヒットした後に押し込まず少し引く感じがほしい

手持ちの太鼓を横から叩くようなイメージでインパクト後にヘッドを少し「引く」ようなイメージがほしい
GOOD!
ヒットした後は手元が自然に前へ出ていく

テークバックで作ったコックをほどくようにしてヒット。「引く」感覚はあるが、実際は体の
回転でインパクト後に手元は進んでいく
これはNG
手首を返したり押し込むのはNG

インパクト後も手のひら側に手首を返していったり(左)、回旋が入る(中)のはNG。リリースせずに押し込む(右)のもダメ

レッスン=柳橋章徳
●やぎはし・あきのり/1985年生まれ、茨城県出身。アマチュアのほか、若手プロやジュニアの育成のコーチとしても活躍。YouTubeチャンネル「Ready Golf TV-レディゴル」やゴルフ専門のオンラインサロンの運営を手掛けるなど幅広く活動中。