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冬でもティーショットを飛ばす秘けつは?グリップは「間隔をあけて…」

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段々と寒くなり、ドライバーが飛ばない、上手く振り切れない、とドライバーに苦手意識を持つ方は多いのではないでしょうか?そこで人気コーチの冬ゴルフでも飛距離が伸びるレッスンを紹介します。

専用スイングのための専用のアドレスを作る

ドライバーという長くてフェースが開きやすいクラブをティーアップした状態でうまく打つには、ややインサイド・アウトの軌道で、しかもアッパーに振るのが最適です。そのためには、アドレスもドライバー専用にしましょう。

まず、右足を少し引いたクローズスタンスにすることでインサイドからボールをとらえやすくします。ボール位置は左寄りですが、これはよくいわれる「左足カカト前くらい」でOK。そして右肩を少し下げてアッパーに振りやすい形を作りましょう。

このとき、左右のグリップの間隔を少し空けるのがポイント。スイング中に右手が使いやすくなってフェースターンがスムーズに。重心距離の長さによるつかまりの悪さを補えます。

なお、グリップはゆるめに握ったほうがヘッドが走りやすくなるのでクラブの長さを生かせます。

ココにわずかに隙間を作る

左手と右手の間に少し隙間を作る。グリップはゆるく握るが親指と人差し指でできる「V字」部分は締めておく

インサイドからアッパーに打ちやすい構えを作る

ドライバー(左)、アイアン(右)

少しクローズスタンスに立つ
ボール位置は左足カカト前。右足を引いてクローズスタンスにするとインサイドから振り下ろしやすい


レッスン=長谷川泰之
●はせがわ・やすゆき/1978年生まれ、新潟県出身。脱サラして研修生となりPGAティーチングプロA級を取得。19年にはティーチングプロアワード優秀賞を受賞。東京都・代官山のK’sアイランドゴルフアカデミーでレッスン活動を行なっている。