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ボールを内側に置けば、高さを出しやすい! アイアンは番手ごとにボール位置を変える

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アイアンショットでは、番手によってボール位置を変える人もいれば、どの番手でも同じ位置にボールを置く人もいます。好みですが、クラブの長さもロフトも異なるので、ボールの位置もそれに合わせた方がいいでしょう。

ロフトの小さいクラブほど
ボールは左

アイアンの番手は1つ刻みですが、実際は1番手異なると、難易度は相当変わります。特に7番より上のクラブではその傾向が強く、6番よりも5番はかなり難しいと考えましょう。何よりもロフトが立っているので、ボールが上がりにくいのが特徴です。したがって、ボール位置は5番で左足かかと線上付近、番手が下がるごとに徐々に内側に入れ、56度のウェッジでスタンス中央になります。ロフトの小さいクラブでボールを左に置くことで、極端なダウンブローにならず、ボールも高く上がりやすくなります。自分なりに弾道を見てボール位置を微調整しましょう。ボールが上がらなければ、6番や7番アイアンを左足かかと線上付近でも構いません。自分なりの位置を見つけましょう。

56度のウェッジで
スタンス中央

クラブの中でウェッジが最も本来のロフトよりも立てた状態でインパクトを迎えます。したがって、ボールの位置も他のアイアンより最も右に置きます。

5番アイアンなら
左足かかと延長線上

5番アイアンはロフトが小さい分、インパクトでフェースをそれほど立てなくてもいいので、左足かかと延長線上にセットします。

7番以上は遠くに、
8番以下は近くに立つ

8番以下のアイアンはボールに近く立ちますが、7番より上のクラブではインサイドから角度を付けずに下ろしてきたいので、少し離れて立ちます。


阿河徹
●あが・とおる/1976年生まれ。米国にてゴルフスイング理論、ゴルフ経営学を学ぶ。UFGTF資格取得。帰国後、内藤雄士ゴルフスクールにてレッスン活動を行う。2012年独立後、男女ツアープロのコーチとしてツアーに帯同。50人以上のプロゴルファー、3万人以上のアマチュアゴルファーを指導している。


構成・文=山西秀希
写真=鈴木祥
協力=井山ゴルフ練習場