パターは「左手首を少し曲げる」が理想！安定感があるストロークのコツ

パッティングがうまくいかない人は、今まで常識だと思っていた打ち方が間違っているかもしれません。今回は、目澤秀憲コーチにパッティングのコツを解説していただきました。

左手は固定
動かさないで支点にする

パッティングになると、両腕を手首までガチガチに固めて真っすぐストロークしようとする人がいますが、それはＮＧ！正しいストロークは左手首をやわらかく使って、少し手首を曲げるくらいが理想です。

昔からパッティングは振り子のイメージといわれていますが、振り子の支点になるのは左手部分。左手を支点にしてヘッドを動かそうとすると、少し左手首を手のひら側に曲げながら動かすことになります。これがもっとも自然なストロークです。

手首を真っすぐにしたままヘッドを動かそうとすると、左手がテークバックと同時に横方向に動いてしまう。安定性がなくなるので注意してください。

左手を支点にすると、テークバックではグリップがヘッドと逆方向に動くのが正しい

左手首を手のひら側に曲げて振ると、ヘッドが高く上がらず低い軌道をキープできる

【これはNG】
左腕が一直線だと体が傾いてしまう

手首を伸ばして左腕を一直線にしてしまうと、テークバックで頭が左に動く。フォローでは頭が右に動くので軸が不安定になる。

【GOOD!】
手首をやわらかく使うと上半身はほとんど動かない

左手首を支点にしてやわらかく使うと、上半身はほとんど動かない。顔も動かないので軸が安定する。

レッスン＝目澤秀憲
●めざわ・ひでのり／1991年生まれ、東京都出身。日本大学ゴルフ部を経て、米国にゴルフ留学。TPIレベル3を取得。

構成＝野中真一　写真＝中野義昌　協力＝ザ・カントリークラブ・ジャパン