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トップでいちばん大切なのは目線! 体が回らない人は右足を引こう

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ミスショットの原因はインパクトでアドレスの位置にクラブヘッドを戻せないからです。バックスイングの途中でボールに対する目線が変ってしまうのも要因のひとつ。ボールと目の距離を大きく変えなければ、ミート率は上がります。

バックスイングは両手が時計の11時~12時ぐらいの間にあるのが理想です。それ以上大きく上げると、ボールと目の距離が離れ過ぎてしまい、ミスの原因になります。オーバースイングになる人は下半身の動きを抑えてみましょう。また、体が硬い人が無理に上体を捻転すると起き上がってしまい、ボールに対する目線が変わります。やはりミスの原因となるので、その場合は右足を後ろに引きましょう。肩が回りやすくなります。

テークバックと同時に
フェースを開こう

両手は時計の
11時と12時の間

ドライバーショットではヘッドを走らせたいので、両手が時計の11時~12時の間にくるぐらいまで上げたい。クラブを持たなくてもいいので、常に鏡などでチェックしましょう。

下半身の動き過ぎが
オーバースイングの原因

下半身が動き過ぎると、オーバースイングになりがちです。ボールと目の距離が大きく離れるので、インパクトでアドレスの位置にヘッドを戻せません。そういう人は、バックスイングではできるだけ下半身の動きを抑えましょう。

スエーも目線が変わる
要因のひとつ

右足に体重を乗せようと意識し過ぎると、体全体が右サイドに平行移動してスエーになります。これも目線が変わってしまうので、ミスの原因となります。バックスイングでは体の軸を中心に体を回転する意識を持ちましょう。

体が回らない人は
右足を引く

右足を後ろに引くと、体を右に回しやすくなるので、体が硬い人でも上体をしっかりと捻転できます。


阿河徹
●あが・とおる/1976年生まれ。米国にてゴルフスイング理論、ゴルフ経営学を学ぶ。UFGTF資格取得。帰国後、内藤雄士ゴルフスクールにてレッスン活動を行う。2012年独立後、男女ツアープロのコーチとしてツアーに帯同。50人以上のプロゴルファー、3万人以上のアマチュアゴルファーを指導している。


構成・文=山西秀希
写真=鈴木祥
協力=井山ゴルフ練習場