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腹筋をうまく使って飛距離アップ!簡単ですぐに実践できるコツを解説

ACTIVITY, GOLF

大きな筋肉を使って飛ばす方法を遠藤コーチに詳しくレッスンしていただきました。「使う、動かす」を意識するだけでも、スイングスピードがアップして飛距離が伸びるので、ぜひ試してみてください!

3つの大きな筋肉で
高速回転の源“軸”をキープ!

大きな筋肉を使うことでの効果は、体のリキみが抜ける。そして「輪がキープできる」のが最大のメリットです。コマを例にあげるとよくわかりますが、回転の加速と持続と安定は軸をブラさないことにつきます。

小さな筋肉を使って振ると、輪はブレたり傾きやすくなってしまう。大きな筋肉を使うスイングで不動の軸を作り、大幅なヘッドスピードアップと軌道の安定を両立させましょう!

アドレスはタテに
ダウンスイングではヨコに縮める

まずは、意識しやすい腹筋の使い方から。アドレスではおヘソを中心に腹筋をタテに収縮させてください。すると、体が回りやすくなります。腹筋をタテに伸ばした状態と比較すると違いをはっきりと感じられるので、シャドースイングで体感してみるのもいいですね。

次にバックスイングではヨコ方向に動かす。右への捻転と同時に右ヨコに伸ばしていくと体がスムーズに回ります。一方、ダウンスイングではヨコに伸ばした腹筋を左へ伸ばさず収縮していく。ダウンスイングでもクラブを振る方向に伸ばしてしまうと、トップまでに作った捻転や溜めた力が逃げてしまうので「ヨコに縮める」が正解です。

アドレス

腹筋をタテに収縮。合わせて「背中はやや丸まる」でOK

腹筋をタテに伸ばすと背中が反って、左右に回転しにくくなってしまう

バックスイング~ダウンスイング

体の右への回転に合わせて腹筋を右へ伸ばしたら、ダウンスイングでは伸ばした腹筋を縮めていく

トップまでにヨコに伸ばした腹筋を縮めることで、パワーもスピードもアップする

腹筋をダウンスイングでもヨコに伸ばしてしまうと、体が開いたり、伸び上がってしまう


レッスン=遠藤将也
●えんどう・まさや/1994年生まれ、長野県出身。PGAティーチングプロ。首都圏の練習場やコースに出向く「出張レッスン」のスタイルで、さまざまなレベルとタイプのアマチュアを上達へと導く。レッスンはインスタグラムアカウント「en.dwu_」のDMで受付中。


写真=田中宏幸 協力=日神グループ 平川CC