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飛ばすための準備運動ってやってる?ラウンド前にこのストレッチを試してみて

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飛距離アップを狙うなら、体の可動域を広げることは大切です。ラウンド前にストレッチなどを行い、体を温めておくだけでスイングも飛距離も大きく変わります。今回は最低でも行ってほしい準備運動を紹介します。

肩甲骨が動く準備をしておこう

肩甲骨が動けば、それだけスイングアークが大きくなり、ヘッドスピードもアップします。まずは直立した姿勢から両手を頭の上に持っていきましょう。両手の甲を正面に向け、小指の外側をくっつけます。両腕を伸ばし切るのがポイントです。この形から左右の肩甲骨を寄せるイメージで両肘を下に向けながら腕を下ろします。手のひらを外側に向けておきましょう。この動きを15回繰り返します。

次に、両腕を胸の正面で伸ばし、手のひらを上に向けて小指の外側をくっつけましょう。その形から左右の肩甲骨を寄せながら、両肘を後ろに引きます。手のひらを下に向けながら引くこと。やはり15回繰り返します。

両腕を頭の上で伸ばし、小指の外側をくっつける。その形から肘を下に向けながら腕を下ろす。この動きを15回繰り返す

両腕を胸の前で伸ばし、小指の外側をくっつける。その形から肘を後ろに引く。これを15回繰り返す

片足ずつ前後左右に振る

壁に手をついていいので、片足で立ち、反対の足を前後に振ります。15回行ったら、左右の足を入れ替えて同じ動きを行います。次に、両手を正面の壁についてもいいので、片足で立ち、反対の足を左右に振ります。やはり左右の足を15回ずつ行いましょう。股関節の可動域を広げることで、スイングアークが大きくなります。

キャットアンドドッグで仕上げ

四つん這いの姿勢から背中を丸める動きと反る動きを交互に繰り返します。ポイントは反るときに息を吸い、丸めるときに息を吐きます。10回ずつ行いましょう。体の柔軟性を高めます。

個人差はあるが、準備運動をするだけで、バックスイングの大きさに結構な差が出る


小井戸峡太
●こいど・きょうた/長野県出身。東北福祉大を卒業後、ドラコンの道に入り活躍する。2020年PLDA世界大会で421ヤードを飛ばして4位入賞。自己ベストは443ヤード。


構成・文=山西英希 写真=山上忠 協力=東京ゴルフスタジオ