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アイアンを上達させたいなら“ハイティー”で練習してみて

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アイアンはロングアイアンからショートアイアンまで複数本あり、1本1本練習していると時間がいくらあっても足りませんよね。1本だけ練習するとしたら、オススメは断然6番アイアンと崔コーチ。その練習法を教えていただきました。

ローティーよりも
難しいハイティーで練習する

ボールをつかまえるのも、高く上げるのもフェースの芯でとらえることが不可欠です。地面の上のボールをミートするのが難しければ、高くティーアップしたボールを打ってマスターしましょう。

ボールだけをしっかり打てるようになればミート力は上がりますが、地面とボールの間に大きな隙間があるので、ティーを打ってしまったり、ティーを打たないようにするとトップしてしまいます。ティーを高くすれば難しくなりますが、これも6番アイアンで練習するのと一緒で、ちょい難しいから上達するのです!

ドライバーのときと同じくらい高くティーアップ。ボール位置はやや左足寄りにする

低めのティーアップから徐々に高く上げていくのではなく、難しい高いティーでうまく打てるようになったら下げて、地面の高さに近づけていく。

クラブコントロールが身についているので
簡単に打てる!

そこそこでいいので6番アイアンでフックが打てるようになったら、ショートアイアンでライン出しショットを打ってみてください。すごく簡単に狙いどおりに打てるようになっていませんか? その理由は、6番アイアンのフック打ちでクラブの操作力が上がったからです。

6番アイアンがうまく打てるなら、その下の7番以下を普通に打つことはもちろん、球筋を打ち分けることもできる。6番アイアンを練習した成果を実感してください!

フェードのほうが方向性がいいといわれるが、ライン出しはボールをしっかりつかまえて打つショット。きちんと右に打ち出すドローをイメージ(点線矢印)して打ったほうが、ピンに向かって正確に真っすぐ飛ばせる。

スライスする人はロングアイアンと同じく
フェースを少し閉じて構えて打ってみよう!

ショートアイアンでボールのつかまりが悪い人は、前述した「フェースを閉じて構える」をここでも応用してみよう。ボールのつかまりがよくなるだけでなく、ロフトが少し立つので、薄く当たったときに出がちな距離のバラつきを防げる。


レッスン=崔貴憲
●さい・たかのり/1983年生まれ、千葉県出身。21歳でゴルフを始め、23歳でオーストラリアにゴルフ留学。ティーチングプロとして、現在は千葉県市川市の本八幡駅前ゴルフクラブなどでレッスンを行っている。


写真=相田克己 協力=カレドニアン・ゴルフクラブ